「悪かったよ。でも、一度、長い髪ってやつをとかしてみたかったんだよな」

「もう!私の髪で試すなんてひどいよぉ」

ハルナが半泣きになる。

「今度は優しくするからやり方、教えろよ」

謝罪しても、ハルナはむっとして、壁にへばりついている。