やばい。

オレそんなにじぃっと見ていたんだろうか?

ハルナのこと……。

オレは頭をかくと二階に上がり、ベッドに転がった。

いつの間に眠ってしまったのだろう……。

「かずにぃ、起きて。ご飯、食べよ」

さらさらとしたハルナ髪がオレの顔に掛かり、オレは驚いて飛び起きた。