「藤枝君……あの、手……肩に……えっと……手が……」


どうしよう……。

どきどきして、身体がガチガチになってしまう。


「さっきの答えなんだけど」

「……へっ?!」


え?!と、聞き返すつもりが、喉がつっかえて変なアイヅチになってしまう。


藤枝君は、お腹を抱えつつ笑いをかみ殺す。