藤枝君は、それ以外に幾つかの言語を話せると言っていた。


そんな彼の言葉に私はただ驚いてばかりいる。



藤枝君は一体何者なんだろう。

話せば話すほど分からなくなってくる。



それはまるで、ばらばらのパズルを寄せ集めて必死に埋めようとしてる作業をしているのに似ているような気がした。