お腹がどんどん固く重くなっていくような感じがして、額に汗が滲み始めた。

「トオル君、ごめん。つらい……」

「どうした?!」

トオル君が心配そうに私の顔を覗き込む。

「分かんない。お腹が突然、キューって」

「張ってるような感じ?」

「分かんない……。それってどんな感じのこと言うの?」