雨音がシロフォンのように、優しく僕達を包み込む……



僕は、赤ちゃんのように体を丸めて眠る君をそっと抱きしめる。


このまま時間が止ってしまえばいい……。


そう思いながら、いつの間にか眠りに落ちてしまっていた。