「明日、僕は江ノ島のあの海岸で待ってる!
君が来てくれるまで待ってる!

君と……、君ともっとちゃんと向き合って話したい!」

「行かない。行けないよ……」

君はドアのノブに手を掛けると、ドアの向こう側に姿を消した。