「……君は、抵抗する男を無理矢理襲う趣味はないと言わなかったっけ!?」

「相手によるかなぁ。トールが相手となれば、やっぱり、それは難しいな」


僕はふぅっと溜息を吐くと、抵抗する手の力を抜いた。