トムの目は鋭く獲物を追う目となって煌いている。

僕は、袖で唇を拭うと、男にキスされたショックに頭はすっかりパニクってしまっていた。

トムを甘く見過ぎて、隙を作ってしまっていたことを僕は心底後悔し始めていた……。