「いや……まぁ……あそこだよ」

「あそこって……?どこ?」


かずにぃは困った顔して天井を見上げると、話を逸らす。


「ハルナ、今、何時?」

「え?時間?6時くらいかな」

「6時。もうそんな時間かぁ。そろそろ起きるか」


かずにぃは大きくノビをすると、ベッドから起き上がる。