僕も愛してる。

もう少しで帰れるんだ。

だから、待っていて欲しい……



一刻も早く日本に帰国したかったけど、僕のことを愛していると、そして待っていると言ってくれたハルナの言葉をこの胸に抱きしめて、僕は今、CEOとして自分がしなくてはならない責務を全うしようと決心していた。