「P.S. 年明け早々には帰るよ」




最後に一文を書き終えると、彼女に送信した。

僕は目を瞑り、椅子の背もたれに体を預けると、意識を手放す。


僕は、この時、夢にも思わなかったんだ……。


不運にもミセス・マクダウェルの予言どおり、肺炎で入院することになるとは……。