「さて、下に行こうか。女達が心配するからね」

「はい」

立ち上がった瞬間、ミゾオチに鈍い痛みが走り、オレは腹を抱えて床に崩れ落ちる。

おじさんは右手を擦りながら、

「父親として当然の権利を行使させてもらったよ」

とにっこりと微笑んだ。