オレはハルナのおでこにキスをしながら、枕元に隠してあったガウンを引き摺り出した。

その時、彼女のガウンのポケットから細い鎖のようなものが床に滑り落ちる。

「何だ?これ?」

オレはそれを手に取ると、サイドテーブルのライトを点け、その光に翳した。