おいおい、また足が攣るぞ。

「もっと力を抜けよ」

ハルナは震える息をしながら頷くが、体は力みっぱなしだった。

「最後までもたないぞ」

そう囁きながら徐々に動きを早め、ハルナの口から小さな喘ぎ声が漏れてくる。

その声に譬え様もない悦びが湧き上がる。

やがてハルナの胸が小さく打ち震えると、また大きな波の前にその身を反らせ始める。

堪え切れずオレの方が先にイキそうになったが、ハルナが達するのを見届けてから一緒に登りつめ、そして彼女の中で果てた。