この美しい花を咲かせたい

乱れるのなら……

泣くのなら……

このオレの腕の中で……

そう祈りながらハルナの白い肌にオレの証しを刻み付けたかった。


オレは無造作に服を脱ぎ捨てると、体を隠す気力も無く波間にゆれる小鳥のようなハルナを抱き寄せた。