長い夜になる……。

そんな予感にオレの体が震える。


顔は確かにオコチャマと見間違えることもありそうなベビーフェイスだが、この体は淫らなまでに「女」だ。

ハルナは着痩せする体型なのだと、この間、脱がしてみて初めて知った。

そして、今、それを改めて手にする悦びをオレは噛み締めている。

しかし、その肝心のハルナは「恥かしい」と言っては、オレの指先をその手で掴み阻む。

頑ななその手にキスをしながら、そっとガウンを開くと、数日前に降ったあの日の雪のように真っ白な肌が露わになる。