部屋に入ると、ハルナを抱き締め、ベッドに倒れこむと、笑いながらお互いの瞳を見つめ、キスを交わす。

「かずにぃ……」

オレは咄嗟にハルナの唇に指を立てる。

「頼むから、『かずにぃ』は止めてくれ。

妹をヤッちゃうみたいでなんか、萎える……」