だけど……。


オレはエレベーターに乗り込むと、壁にもたれ掛かりそのままずるずると床にしゃがみ込む。


「やべっ……」


なんか、らしくない。


泣けてきた。


もう、永遠にあいつはオレを許して、受け入れてくれることはないような気がした。