「食べれないんだったら、何か他のものをお願いしようよ」

ハルナはウェイターからメニューを取り寄せる。

「ほら、お粥みたいなのもあるよ」

オレにメニューを差し出した。

オレは開かれたメニューを閉じるとナプキンをテーブルの上に置く。

「かずにぃ?」

「…………お前を抱きたい」

「え?!」