「和人!遅かったじゃない!」

にこやかに手を振りながら声を掛けてきた中年オバサン二人にオレはギョッとする。

「お、オフクロに(ハルナの)おばさん?!何で、ここに?!」

「決まってるじゃない。ハルナちゃんに頼んでお前をここに連れ出してきて貰ったのよぉ」








……オレの欲望は瞬殺された。