「かずにぃ……」

「ん?!どうした?」

オレは努めて平常心でのどかな日常会話を口から転がす。


「……お腹すいた」

「えっ??さっき、食ったばっかだろ?」

「あれは、赤ちゃんが食べちゃいました」

ハルナが俺の横でニコッと笑う。