「おはようございます」


ゆっくり頭を下げる俺


「あらあら、早いお迎えだこと。
お姫様、王子様のお迎えよっ‼︎」


と笑顔の由里子さんが出迎えてくれた


リビングに入ると天が朝食をとっていた


まだ部屋着のままで
タンクトップに短パン。


綺麗な手足。出てるところも出てるし
腰の辺りは細くて美しすぎるっ!!


ただ、よく見ると消えかかった赤い痣が無数にあった。


確かに天の言う通りキスマークには見えねぇな。
あっちこっち身体をぶつけたみたいになってる。


あーカワイイなぁ
今すぐ抱きしめたい



由里子さんと俺に支度を強要された天は
文句あり気な顔して自分の部屋へ戻った



由里子さんが俺の方に視線をうつし



「健夫くんコーヒーでいい?
天は少しかかりそうだから」


「あっ、はい。
いただきます」