「じゃあ、今から心の中で何か言ってみ?璃希と同時に言うからさ。」

「なんでも良いの?」

「何でもいいよ。」

璃希は笑いながら言う。

「では…」

"新しく出来たお店のアイスが食べたい!"

「「 新しく出来たお店のアイスが食べたい! 」」

「ってか、こんなに寒いのにアイスかよ。」

つい笑いながら言った。

「だって食べたいんだもん。」

「私も食べたいかも。」

女子は幸せだな。

「ってか、すごい!もう一回。」

「どうぞ。」

"ららららんららーん"

「「 ららららんららーん 」」

「お前ふざけてんのか…」

「本当に読めるんだ…」

「信じてくれてよかったな。」

「本当だよ。」

俺と璃希は顔を見合わせて言った。

「ねえ!もう一回!」

その後何回も心を読みました。

おかけでクタクタだ。