一週間が経った。

友達になったあの日からずっと三人でお昼を食べている。

桜花は頼のお弁当も作ってきている。

素直に食べている。

苦手じゃなくなったのかな。

三人でいたらすごく楽しい。

「ねえ。璃希、頼くん。」

「私ね、好きな人ができたの。」

すごく幸せ方に話す。

「頼の事好きなんじゃないの?」

「やめたんだー。頼くんショック受けないでね。」

「ショックなんか受けねーよ。」

「照れちゃって。」

「お前頭おかしい…」

頼は桜花に言葉が少し冷たい気がする。

強いというか気付いてないのだろうか?

そんな事おかまいなしに話し始める。