「早く璃希の所に行くぞ。」

「えっ。いいの?」

「ほら、行くぞ。一緒に食べるんだろ?」

「うん!ありがとう。」

ニコニコしている。

璃希はやっぱりいいよって言った。

しかも二人で楽しんでるし。

すごく俺暇。

一人で黙々と食べた。

でも、橘 桜花 のお弁当は豪華だった。

女子だ。

璃希が俺に作ってくれたらな。

どんなに幸せだろう。

こな間のオムライスもすげー美味しかったし。

食べ終わると 橘 桜花 はいきなり話し始めた。

「私とお友達になってほしい!」

また何を言ってるんだ。

でも、こいつ怖いけど純粋でいいやつだと思う。

他の女子とは違う気がする。

璃希は友達になってるし。

もしかして初めての女友達じゃないのか?

璃希が幸せならいいかな。