お昼になり璃希の所に行こうとした。

だが…

廊下には 橘桜花 がいた。

この子怖い。

"頼くん" "頼くん"
"頼くん" "頼くん"

なんだなんだ。

なんで俺の名前連呼してんだ。

しかも俺の事すごい見ている。

「どうしたんだ?」

意を決して話しかけた。

「頼くん!一緒にお昼食べて欲しいの…」

「は?」

イッショニオヒルヲタベテホシイ?

すごく驚いた。

朝あった出来事を覚えてないのか?

普通なら話しかけても来れないだろう。

やっぱりこいつは頭がおかしい…

「俺、璃希と食べてるんだ。」

「知ってるよ。宝さんとも食べたい!」

璃希は絶対にいいよって言うに違いない。

もういいや。

こいつに何言ってもダメだよな。