ファミレスについて、璃希に学年の名簿を見せた。

10分くらいだろうか。

「あっ。この子だ。」



"橘 桜花 (タチバナ オウカ)"



一組の子だった。

「んー。俺は知らないな。」

「私も知らない。」

お互い知らない。

なんでこんな事するんだ?

不思議で仕方がない。

「明日そいつのところ行ってくる。」

「えっ!?何する気?」

何するってそりゃ。

「ま、俺に任せときな。」

「暴力はダメだよ?」

俺が暴力振るうわけがない!

「そこんところは安心しろ。」

「分かった!」

「って事でなに食べる?何でもいいぞ。」

「これ食べてみたい…」

メニュー表を見て指で足したのは

パフェだった。

それもかなりの大きさ。

「こんなの食べれるの?」

「分かんない。」

ふふって笑いながらそう言った。

「絶対食えよー。俺甘いもの無理。」

苦笑いしながら言った。

そしてその後、悲劇が…