やっぱり私はいたらいけないの?

生きてちゃいけないの?

生きるってなんなの?

こんなに辛い思いするなら生きてても…



涙が溢れてきた。

無我夢中で走った。

どんっ。

角を曲がったら誰かとぶつかった。

「あ、ひっくすいませっく」

「り、璃希!?」

頼…

「な、何でもないから…」

「何でもないわけないだろ!なんで泣いてるの?」

「とりあえず帰ろう。俺の家に来い。」

すごい心配してくれてる。

なんか悪いな…

隣で泣いてる私の手を引いて頼の家に向かった。