「やっぱり図書館って落ち着くな」

「そうだね…」

やっぱり笑わない。

璃希といると本当の自分でいられる気がする。


ご飯を食べ終わって一つ質問してみた。

「何で璃希は笑わないの?」

こんな事聞かれると思わなかったような驚いた顔。

「黒崎君はなんでそんなに笑えるの?」

そんなこと考えた事もなかった。


一つ思うのは楽だから…

そう伝えると疑問な顔。

そこで璃希とは別れた。