早くパンを買いに行きたいなー。

そう思いながら黒崎 頼の所に行った。

やっぱりすごい笑顔だった。

「おっ。璃希!」

「ど、どうしたの…」

うつむきながら言った。

「ってか、三組なんだ。朝入っていくのわかったからさ!」

とびきりの笑顔。
なんでそんなに笑うんだろう。

「昼一人で食ってんの?」

「う、うん…」

何でそんな事聞くんだろう。

この人の心を読めないから分からない。