「……やば。学校なのに」

「うん……」



お互い顔を合わせて笑った。



「今日から…俺の彼女ってことでいいのかな」

「私でいいの…?」

「如月じゃないと嫌だよ」

「嬉しいです…!」



思わず飛びつきそうになったけれど体が重くて出来なかった。


体調悪いの忘れるくらい嬉しい……。



「そろそろ帰るか……。立てる?」

「大丈夫…」

「あ。分かってると思うけど…今日のことは誰にも話すなよ?」

「柊花たちにも?」

「…まぁ葉月たちならいいよ」



よかった……。


柊花にいい報告できる。