「…真緒くん」


朝の言葉が頭の中でリピートしていて、お昼の放送も頑張れた。


私が一番好きな曲。


「…恋音と雨空」


真緒くんも何処かで聞いててくれるといいな。


曲が終わると同時に私の仕事も終わる。


真緒くん…。


この時、私は既に恋に落ちていたのかもしれない。