「久富…美雪華。まさか…な。」


猛ダッシュで帰ったものの、案の定パパは玄関前に立っていた。


「ゴラァ!!美雪華!!今何時だと思ってるんだー!!」


鬼の顔をしているパパに説教中です。


「ごめんなさい。」


私は土下座をさせられてます。


「まぁ。パパも落ちついて。お姉もお姉だよ!連絡ぐらいしないと」


双子の妹の愛の止めもあり、数時間の説教はまぬがれた。


おばあちゃんやママはわかってくれんだけど、心配性のパパは、わかってくれない。