いじめは、エスカレートしはじめ、
私は、死にたいと思うようになった。


教室から飛び降りようとした時、
香織が、助けてくれた。


死んだって、意味ないよ。
私、愛ちゃんが死んだら、
悲しいよ。


って言ってくれた。


愛ちゃんだけだった。
私に話しかけてくれたの。
だから、私が今度は助けるから。


嬉しかった。
それから、数日後
いじめはなくなった。


香織が、先生に頼んで、
授業は香織の話になったのだ。