「離して…もうやだ…やめてよ」



「俺ら、付き合ってんだぞ?」


香織と、早瀬の声が聞こえてきた。
怯えてる声。


「何してんだ!!」


俺は家にはいると、
肌けた、香織の上に
早瀬が乗っていた。


手足を縛られて、
泣き目の香織。


「さきにぃ…助けて…」


「早瀬!!どういうことだ!!」


「紗綺、これは、俺と香織の問題だ。出てけ。」


「ふざけるなぁ!!怖がってるじゃねーか!!」


俺は、早瀬をぶん殴り。
服を着させて部屋から出ていった。