朝は、美衣菜と登校するのが日課なんだけど、

「ああ、もう、まじむかつくーー!」

朝から反抗期の弟のせいで私は

怒りに満ちていた。

「はいはい。」

美衣菜はそれを軽~く受けながす。

すると、学校が目の前に見えてきた。

「まぁ、今日は楽しいからねー」

「ああ、あいつね?」

くっ……、気づかれていたか…。

「それより、美衣菜誕生日楽しみにしててよ。」

私の不適な笑みに彼女は顔を歪ませた。