「やっぱもうそういう関係なのね♪」


「だっ…だから違うってば!!」


「最近,髪型とか化粧も変わってめっちゃ可愛くなったもんね。莉緒の彼氏さん,莉緒のこと大事にしてくれそうだし良かった!!」


「そうなの?」


「「え?」」

ユリと私の声がハモる。











「ゆ…優真っ!?」


そこには真剣な顔をした優真の姿があった。


「宮崎…彼氏できたんだ?」


優真がどこか悲しげな顔で私に言った。


――どうしてそんな顔するの?



また胸がざわつき出す。