そしたら優真は一瞬驚いた顔をしたけどすぐに


「うん。俺も宮崎のこと好き。」


っていつもの大好きな笑顔で答えてくれたんだ。

だけど優真は1つ条件を出してきた。

「あのさ,学校生活は前までと変わらないようにしよ。一緒に帰るとかはできないけど…俺部活もあるしさ?ダメかな?」

申し訳なさそうに言う優真の表情に嫌だとは言えなくて

「…わかった。でも休日は良い…よね?」

「もちろん!!」

大好きな優真の側にいられるならそれで良いと思った。
彼女になれるなんて夢みたいだったから――。

――だから,少し変に思ったけど我慢してた。