「そうだったのかぁ…」
私達の行きつけだった駄菓子屋のベンチに座り,ユリに全てを話した。
優真のことがずっと好きで告白したこと
付き合ったこと
そして……
今に至ること。
「ごめんね‥ユリ‥。」
「莉緒が謝ることじゃないよ!悪いのは優真じゃんっ!ほんと…ひどいよ。莉緒の気持ちズタズタにしてさ!!」
私の代わりに怒ってくれたユリの優しさが嬉しかった。
「そんな奴忘れて,次よ,次!」
「そだね…」
「ほらっ!今日は駄菓子おごってあげるから♪」
「駄菓子って…安いな(笑)」
ユリがいてくれてよかった。
私一人だったら
絶対泣き崩れてたもん。