「わかりました。そしたら4時に正門で。」 『了解っ♪じゃまた後でね。』 そう言うと橘さんは電話を切った。 まだ頭の中に優真がいるのは悔しかったけど ――変わりたい。 その気持ちが強くなったんだ。 橘さんなら私を変えてくれる 何の確信かはわかんないけど そんな気がした。