机の上にゆっくりと顔を倒し窓のレールを見つめる。

徐々に徐々にそのレールが歪んで視界は揺らいだ。


目尻に溜まった雫は瞬きしなくてもこぼれ落ちる。

精神的にかなりきてるらしい。


放課後の教室は好きだけど今はどうも好きになれないや。


――ガラッ