「あ,これ?いや今ちょうど風呂入っててさ。言ったでしょ?寝てなかったって。」


橘さんは平然と答える。

あの話…ほんとだったんだ(笑)


「わ…かりましたから服…着てください!」


「何なに?莉緒ちゃん照れてんの〜?」


バシッ!!


「いって!!冗談なのにぃ〜;」


私は橘さんの背中を思い切り叩いてしまった。


「橘さんがまた変態発言するからです!」


「変態て…(泣)今服着るからリビングで待ってて♪」


「わかりました…。」


何で来るのわかってて今お風呂はいんのよぉ〜!!



橘さんの部屋はいつものコロンの匂いとは違い


シャンプーの甘い香りが漂ってる。


いつもと違うその香りに


私の胸は落ち着かない。