「あら,ツトムだわ♪ちょうど良いわね〜。」


ドキッ…!


た…橘さん?


「あ!莉緒ちゃん電話出る?」


「いっ…いいです!!」


私はこれでもかってくらい手を振った。


「そ〜う?じゃあ…」


絵里さんは私をちらちら見ながら電話に出た。


「もしもしツトム?うん。あっ!そうなの?いいわよ。うんうん。」


一体何の話してんだろぉ〜


き…気になるっ!!


「あぁ〜私?今ねぇ,莉緒ちゃんと喫茶店にいんの。」


絵里さんはパフェの生クリームにスプーンを滑らせると…


「あ,なんならツトムも来る?」


「ゴホッ!!」