「梓〜。」

「ん?」

「友李亜が呼んでる。」

「誰それ?」

「凪ファンクラブ会長の沢田友李亜だよ」

沢田 友李亜<サワダ ユリア>
ってスゴい名前〜


「いってくる!!」


「梓ついに目つけられたのかねぇ〜★」

「さぁね?」



「あの〜?」

「あなたが梓??」

「はい。」

「凪とどういう関係?」

「ただのクラスメイトです。」

「そんな訳ないでしょ。たらしのあなたがどんな手使って凪を落としたか知らないけど止めてよね!!!!」

「たらし…?」

「そうよ。いろんな人に告ってゎ振られてるんでしょ?凪はあなたがかわいそうなだけよ!!!!」

バチンッッ!!

「ッ…痛ぁ」

「これからは気をつけなさいよ。今回は許してあげる」

そういって
友李亜は去っていった


「痛いっつーの!!たらしって…。分かってるし!!」
そういった
あたしの頬には
涙が流れた


「梓?こんなとこで何して…。って!!泣いてんのか??」

「な…んも……な…い」

元はといえば
凪が悪いのに
憎めないよ。
なんでなの?

「なんもって頬腫れてるし。」

「ほっといて…」

「保健室いくぞ。立てるか?」

「「梓?!!」」

「どうしたの?」

「優衣…。愛莉」

「帰りが遅いと思ったら。」

「今から保健室連れて行くから先生に授業遅れるっていっといて」

「分かった。」