「優衣っ!!愛莉!!」

「おはよぉ★何〜?」

「おはよ。どしたの?」

「へへっ!!みてコレ!!」

あたしは左手首を
指差した

「あ〜!!!コレ梓がほしがってたやつじゃん★」

「買ったの?」

「凪が買ってくれたの!!」

「…凪にねぇ〜↑」

「梓って凪好きだよね〜」
2人が
アイコンタクトを取って
怪しい顔でニヤニヤして
あたしにいった


はぁ?
あたしが?
凪を?



ないないッ!!

「…まさか!!ンな訳ないじゃん?!」

「そうかなぁ?」

「そうそうっ!!」

「そうには見えないけど…?」

「優衣まで!!」


まったく。
違うよ。
確かに好きだった
けどね……