｢ゴメン。｣

ぇ??
今何てゆった？

あたし
小西 梓(ｺﾆｼ ｱｽﾞｻ)
中学２年


あたしは…
正直“告り魔”だ。
好きになったら
告っていつもみたいに
振られてきた
今19回目…

隣のクラスの
イケメンに告って
振られたあたし。

｢またかよ…｡だからイケメンは…｣

｢だったらやめれば〜??｣
｢凪!!アンタね‥｣

｢まｯ無理だろうけど。｣

｢ムカつくっ！｣

アイツは
相澤 凪(ｱｲｻﾞﾜ ﾅｷﾞ)
あたしが初めて
告った相手。
なのに振られて
バカにされて…
アイツに
｢お前に彼氏ができるかよ｣
ｯてけなされてから
あたしは早く
つくりたくて
ガンバってきた。
なのに…
できる気配もない。
どうしてなの!？

｢何？梓また振られたの｣

｢またｯてなによ。｣

｢何回目だっけ？｣

｢じゅ１…19回目｣

｢もうすぐ20だね♪｣

｢だね♪ぢゃないわよ!!｣
姉御口調な
榊原 優衣(ｻｶｷﾊﾞﾗ ﾕｲ)

年下な喋り方が独特な
篠原 愛莉(ｼﾉﾊﾗ ｱｲﾘ)

２人とも
あたしの親友。

｢親友だから喜んでるのにぃ〜｣

｢愛莉は彼氏いるから分からないかもだけどね…！｣

｢下らんことでケンカしないでよ。｣

｢下らないｯて優衣は欲しくないの？｣

｢そんなのなくても生きていけるでしょ。｣

うっ…
確かにそうだけど。
優衣は痛いとこ
つくよなぁ〜↓↓

｢さすが優衣ｯ♪かっこいいっ★｣

｢愛莉は黙ってて!!!｣