「私は加賀春香。よろしく赤谷さん。」

かが...はるか....。

「栞でいーよ。よろしく春香。」

そういうとものすごい勢いで抱きついて

くる春香。

「さっきから我慢してたけど、むりーー

ーーー!!!!栞かわいい!!かわい

すぎる!!」

強烈な子だ。

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というわけで、ずっと大切な親友。

「春香、今日の朝告白されてるのみちゃ

った。相変わらずモテモテだね。」

当の本人はめちゃくちゃ嫌そうな顔を

している。だから美人がもったいない。

そんな風に扱うならぜひとも私に欲しい

「なんか廊下で目があったのを勘違い

したらしくて。あんまりしつこかったか

ら股間に蹴りを入れてやった。」

相変わらずやることがえぐい。

春香はもてるのに媚びたりしない。

そりゃ女の子だしそれなりに付き合い

たいっていう願望はあるみたいだけど。

春香曰く、チャラチャラしたやつはどう

にも嫌いらしい。