「柚葉、大丈夫?体平気?何もされてない?」



「お母さん落ち着いて!大丈夫だよ。寸前で優に助けてもらえたから」



そう言うと、ホッとしたように私をぎゅうっと抱きしめ、ソファーに座り込んだ



「もう…柚葉に何かあったらどうしようかと思ったわよ…心臓飛び出るかと思った…」



「ごめんね、心配かけちゃって…」



「無事でよかった…」



泣いているお母さんを見たら、私までまた泣けてきた