あったあった!
「はい!これ」
綺麗にラッピングされた袋を渡す
「開けていいか?」
「うん、気に入ってくれるかわからないけど…」
優は袋を開ける
「…香水?それにこれ手作りか?」
「う、うん…いらなかったら捨ててくれて構わないから!」
反応が怖くてテンパってると
優は香水をつけた
「うぉっ、これめっちゃいい匂い」
「ほんとっ?」
「あぁ。柚が作ってくれたってことはこの香水を持ってんのは俺だけってことだろ?こんなに嬉しいことはねーよ」
嬉しそうに目を細める優
「よかったぁ」
ホッとしてると
「俺もプレゼントあるんだよ」
そう言って優は私に四角い箱を手渡した